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公務員試験の勉強法を記すに当たって

まったくのゼロから公務員試験を勉強して、合格・内定を頂くことができました。
30歳で、法律は全く勉強したことがありません。

勉強期間は9ヶ月といったところだと思います。

全て、独学です。

ゼロからのスタートだったので、
ネット上で勉強方法を色々調べて、手探りで勉強してきて得ることのできた私なりの
勉強方法を記しておきます。

まず、記事を読んでいただく前に、前提条件・私のスペックを大雑把に記しておきます。
というのは、
公務員試験では勉強開始時の個人のスペックによって、かかる時間が大きく変わるからです。

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憲法の勉強法

最初に取りかかるべき憲法の勉強法について、
どう進めたかを書きます。

使用した参考書・問題集のリンクを↓にはります。

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スーパー過去問ゼミ2「憲法」があれば全てことが足りると思います。

世の中にはウォーク問など色々あるし、頻出の問題はどの本も押さえてあると思うのですが、
スーパー過去問ゼミ2のシリーズは分厚いぶん網羅性があります。
だから解いていて安心感があります。それがスー過去をお勧めする理由です。

網羅性は大事だと思います。
公務員試験は知ってるか知らないかで勝負が決まることが多いです。
だから、できるだけ知りたい。知っておいたほうが得点率が高まると思います。

また後で書きますが、行政法では最初ウォーク問クイックマスターというのを2周した後、
より演習をするためスー過去を使用したのですが、知らない話が結構ありました。
周りの評判なんてほっといて最初からスー過去やればよかったと思いました。

そういうわけで、
スー過去をどんどん進めましょう。

まず、
例題から素直にスタートします。
問題文・選択肢を読んで、「ふんふん、こういうことが問われるのか。」と問題の雰囲気を
読みましょう。
そして、ざっくりでいいので答えを決めます。(初回は正確な知識がないので適当です。)

答えを決めたら解説を読んで、どういうことが×なのか〇なのかを把握していきましょう。

例題の後、レジュメの部分があります。丸暗記しようとかそんなことは思わず、
「へー」程度で流して読むぐらいが丁度いいです。
問題をやらないと知識は身につきませんから。

次に本当の問題に入ります。ノートを用意しましょう。
そして、順番に解いていき選んだ選択肢の番号をノートに書いておきます。

単元の問題が少なければ、一気にやって答えあわせでもいいし、
単元の問題が多いようだったら、6問ずつやって答え合わせ、なんていうペースでも
いいです。

そして、答え合わせのときは、知識を覚えるつもりでしっかり解説を読みます。


私の場合、初回の時は、ほぼ全て分からないし、正解した問題も勘だったので、
マークはつけませんでした。(だって、全部Againマークになっちゃうし。)

そういうわけで、復習をかねた2周目からマークを付けていきました。
復習のタイミングはまた考察します。

ざっとこんな感じです。

あと、「過去問ノック」シリーズは結構役立ちます。憲法・民法・行政法の三冊出てます。
誤り選択肢を集めた本で、正誤問題集みたいなものですが、スー過去で学んだ単元を復習がてらでやると知識が整理される感覚があります。
それから、専門科目特有の日本語言い回しになれることができます。
小さくて薄いので、電車の中とか布団の上でちらっと眺めることができたりするのでお勧めです。

それから、
伊藤塾の「憲法」攻略ゼミ は、たまーに気になる分野を読んだ程度です。
一般論として、勉強を進める手順は
解説本で理解 ⇒ 問題集で定着
になるんですが、できることなら解説本は飛ばしたい。読むのにとにかく時間がかかりますから。
憲法の場合は、飛ばせます。
いきなりスー過去で大丈夫!

ちなみに、スー過去一冊終わらせるのにかかる時間ですが、
だいたい、まったく知らない科目の場合で、
1日8時間〜10時間ぐらいぶっ通しで取り組んで、
一周を終えるのに2日〜3日ぐらいかかります。

本気になれば週末で8割ぐらい終わらせることも可能です。


あと、これは私の感覚的な話になりますが、
憲法という科目はなんとなく知っている話が多いです。
人権とか国会や内閣の仕組みとか、なんとなく聞いたことのある用語が多いです。
そのぶん、記憶の定着力が上がります。
ですから、
憲法だけは一気呵成にやらなくても毎日こつこつやって、分割して1ヶ月かけて一周やってもいいと思います。

まぁでも、憲法攻略しないことには先に進めないので、
どっかの週末に一気に8割ぐらい終わらせて、次の週に一周終えて週末に2周目に取り組む、
というほうがいいんでないかな。2周目に入るからね。

大事なことは、繰り返した回数です。回数繰り返せば覚えます。


では、さっそく取り組みましょう。今からやりましょう。
そして、自分の中の感覚などをつかんでいきましょう。

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まず勉強すべき科目

科目数の多い公務員試験において、
勉強すべき科目を整理しておこう。また、勉強すべき順番を考えておこう。

公務員試験の勉強を前半戦と後半戦に分けたとき、
特に前半戦にやるべき科目についてあげておきます。
どんな試験でも課されて、周りの受験生も点数を取ってくるだろうと思われる科目です。

ちなみに、後半戦は目標とする試験によって科目が変わると思います。


専門科目
1.憲法
2.民法
3.行政法
4.経済原論


教養科目
1.数的・判断推理
2.文章理解(日本語と英語)
(3.日本史・世界史の歴史系科目)

まずは専門科目の憲法からスタートしました。これはよくあるプランですけど、
やはり正しいと思います。勉強しやすい科目です。

それと並行して、数的・判断推理を少しずつ進めましょう。


さて、各人で考えてもらわないといけないのは、
英語の文章理解を解くために必要な英語力をアップさせる作業と、
膨大な量のある歴史系科目の勉強をいつ始めるか、です。


英語力アップに関してですが、ここで述べるには少し場所が異なると思いますが述べてみます。
まず、英検2級程度の実力があることを前提としましょう。
公務員試験の英語には難しい構文は出ません。標準的な構文を読解できればOKです。
したがって、
英文に読み慣れること、単語力をつけること、の2点が重要だと思います。
地道な努力が必要ですが、特に単語力はそのまま読解力につながるので地道にがんばりましょう。


歴史系科目をどうするか?これがかなりの難問です。
いずれ別のエントリーで述べることがあると思いますが、
私は歴史に関する漫画を読むことと、問題集の中の頻出分野を演習することでお茶を濁しました。

膨大な範囲をきちんと押さえて暗記して勉強を進めるには、
公務員試験の勉強期間の半分近くは費やす必要があると思います。


英語力と歴史に関しては、自分の現状と残り時間を考えながら
どういう方法を取るか判断しましょう。

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勉強のやり方(勉強を始める前に)

勉強を始める前に、問題集のやり方を書いておきます。
これは、全てに共通です。


解いた問題には必ずマークをつけておくこと!


マークは、A、合、Eの3段階に分けます。丸の中にEなどを書き込みます。
意味は、

A → Againの略。できなかった問題に付ける。復習のときは必ず解く。
合 → 合格の略。なんとか解けたけど、次も解けるかちょっと不安。復習のとき時間があれば解く。
E → Endの略。もう何度やろうが解ける確信のある問題。復習のときも解かない。

A ⇒ 合 ⇒ E という流れで消化されていくわけです。

こうやって、問題を分類していきます。そうすれば、解ける問題と解けない問題を分けることができ、
復習が効率的になるので楽です。特に、最後の追い込みの頃に復習したい問題がはっきり分かるが助かります。
(このやり方は大学受験のとき数学の参考書で学びました。)
↓マークの例。三つあるので三回解いたことが分かる。一回目はA、二回目は合、三回目はEで、
四周目ではもう解く必要なし、となります。

mark



3周は繰り返してやること!


3周はやれば、それなりに身につきます。とにかくやろう!
つーか、それぐらい繰り返し解かないと、使い物にならないと思う。
主要な科目である憲法・民法・行政法・経済だけでも3周はやってほしい。
私は、科目や苦手な分野によっては4周ほどやりました。

1周目は、基本的な流れを押さえるつもりなので、とにかく進む。印をつけずに進めました。
2周目は、しっかり解くつもりで。ここから、上で述べたような印をガンガンつけて進めます。
3周目は、Aマークと合マークを解く。時間が無ければAマークを中心に。
以下、Aマークが無くなり合マークかEマークだけになるまで繰り返す。



問題には書き込むな!

(解説には書き込んでもOKです。)
次に解くときにヒントになるから、とにかく書き込みは、上で述べた印だけにして、
まっさらな状態にしておきましょう。


悩むな!

特に、最初に解くときは重要なことです。
専門科目なんて、初めての知識が多いので分からないのは当たり前、悩んでも仕方がない。
選択肢に一通り目を通し、ほぅほぅこういう選択肢があるんだ、常識的にはこれが正解かなー、
などなど感想を持って、適当に選択肢を選んだら、
さっさと次の問題に行く。
そして、さっさと答え合わせして、答えの解説文を頭に入れる。
初回は解説が頭に入らなくてもOK。2回目から3回目あたりで、
正解の選択肢を選べるようになってます。

なお、数的・判断推理は少しぐらい悩んでくださいね。
多少なりとも手を動かして、ノートに絵を描いたり、数式を書いたりしてみましょう。
もしくは解くための方向性ぐらいは考えてみましょう。


以上が、解く上で心がけておきたいことでした。

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教養科目についての総論2

総論1において、
文系知識科目は得点が安定しないという趣旨のことを書きました。

それでも、国家1種、地方上級、市役所を受験するとき、
勉強しなきゃいけないのが、日本史と世界史だと思われます。

なぜかというと、
教養科目は各科目から大体1問〜2問程度の出題数なんですが、

日本史と世界史はそれぞれ3問ぐらい出題されます。

3問はデカイですよ。
日本史と世界史をあわせて6問となると、捨てることができません。
全問正解は厳しくても、
なんとか半分くらいは正解して切り抜けたいところです。

私は理系で歴史の科目は一切勉強したことが無かったのですが、
過去問を解いてある程度の歴史の流れは覚えて、5択の選択肢を3択程度にする程度には
身につきました。
2択〜3択程度になれば、うまくいけば正解できます。


そういうわけで、
日本史、世界史は範囲が広いですが頻出分野だけでも解けるようになる程度は
勉強するよう心がけたほうがよいでしょう。


なお、国家2種を目標とする場合、どの科目に力点を入れるかは難しいところです。
なぜなら、一般知識科目はどれも出題数が2題なので、
力の配分が難しいからです。
(私は受験資格が無いので、どう処理をするかは想像にすぎません。)

ですが、国家1種、地方上級でも有利になる科目を考えていくと、
日本史、世界史、思想、文学・芸術の4科目には取り組む必要があると思われます。

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教養科目についての総論1

教養科目は科目数が多い。

その中で鍵を握る科目は、


英語(文章理解)、
判断・数的推理、
日本史、
世界史、


以上の4つだと思います。


文章理解は10問ぐらい出題されます(英語・日本語あわせて)。
判断・数的推理は12〜15問ぐらい出題されます。


この2つの分野でどれだけ確実に点数を取れるかが合否の鍵を握ると思います。
なぜなら、
この2分野は勉強量に対応して解き方を学ぶことで解けるようになる分野です。
はじめて見るタイプの問題でも、経験と力技でなんとか正解を出すことができます。
努力が結果に結びつきやすく、点数が安定しやすいと思います(特に判断・文章推理)

ですが、それ以外の分野は知識量が勝負になるので、ちょっと変な選択肢があったり
変化球が来ると対応できません。具体的には、思想とか芸術とか化学とか地理とか日本史とか世界史とか、そういう知識勝負の分野です。知らないネタだと不正解です。


そういうわけで、
安定性があり努力が点数に比例し、さらに出題数も多い「文章理解」「判断・数的推理」を重要視して
勉強する必要がある
と思います。


さらに考えてみます。

(日本語の文章理解は確実にすばやく解ける前提で話します。)

判断・数的推理は出題数が一番多く、問題を解く時間がたくさん必要です。
また重要なのは、うまい解き方が見つからなくても、
泥臭い計算で答えがでることが多く、時間さえあれば答えを出すことができる分野です。


では、判断・数的推理をじっくり解くための時間をどこで捻出するか?


それは、英語の文章理解です。

英語力があり、英語の文章理解を早く解ければ、その分の時間を判断・数的推理に回せます。
そうすると、英語も判断・数的もどちらも高得点です。

英語が苦手だと、英語の文章理解を解くのに時間がかかり、下手したら時間がかかりすぎて、
それが判断・数的推理の解答時間が少なくなって、
両方ともダメダメな結果になってしまう可能性があります。


そういうわけで、
英語力があれば、判断・数的推理においてかなり有利になります。


もちろん、これは逆もまた真で、
判断・数的推理がメチャクチャ得意なら、英語においてかなり有利です。

でもねぇ、、判断・数的推理がメチャクチャ得意になるのってイメージできますか?
余程のことがないとないと思う。中学受験で算数がすごく得意だったとか。


英語力、もしくは英語の文章理解の解答能力は努力とコツ次第でいくらでも伸びます。
また、TOEICでいい点数でも取れば将来的にも財産になります。

英語は勉強に取り組むまでが面倒くさいけど、

英語も得意になるようにサボらずしっかり勉強しましょう。


うまくいけば国2の専門で英語を選択し、楽勝で点数を稼ぐこともできる。
将来的にも必要だろうし、勉強するといい事ずくめです。


以上のことは、
私自身が英語が得意だったので感じたことです。
数的・判断推理の時間が足りないので、英語の解答時間から捻出してました。
その他の科目は時間短縮にも限界がありますから。

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専門科目についての総論1

結論として、
実務教育出版の「スーパー過去問ゼミ2」(通称「スー過去」)を
ひたすらやればよろしい


試験で合格点を取れるだけの内容があると思います。そして、問題数も多い。

実力をつけるには、質も量も大事。どちらも重視して取り組まないと、
本番で確信を持って答えを選ぶことができなくなるからです。

解説も十分にあると感じるので、専門書や解説本が無くても愚直にスー過去やってれば、
「問題」は解けるようになります。
「理解」がどうなるかは分かりません。
実際、私自身、理屈は分からないが解ける問題がいくらもあります。特に経済の分野で。


スー過去はいいと思いますが、
経済原論(ミクロ経済・マクロ経済)と、刑法、商法には注意が必要です。


経済原論は、私のような経済を全く勉強したことのない人間には、やはり難しい。
導入の本が必要だと思います。


刑法は、国家1種、地方上級レベルでは大丈夫ですが、
裁判所事務官の問題に対応しているとは、、、私は正直思いません。

私がスー過去刑法のみで、裁事の刑法を解こうとしたところ、難しくてボロボロでした。
なんというか、全体的な問題のレベルがかなり上な感じを受けます。
スー過去のみだと1〜2問ぐらいは取れると思いますが、それだと勝負になりません。

スー過去内では難しい問題として数問のみしか取り上げられていない出題タイプの問題が、
本試験では標準的な出題としてバンバン出ている感じです。

そういうわけで、裁判所事務官で刑法を選択して受験する場合、
スー過去のみでは不安が残ります。もう少し発展的な問題集が必要だと感じます。

(私は経済を選択して逃げました。もし点を稼ごうとするなら、新司法試験の択一問題集であるとか、
何か別の実力を上げるための手法が必要ではないかと思います。)


商法は、そもそも出版されてないです。
国家1種レベルの問題も解ける程度の演習量をつめる商法の過去問題集で、
よさそうなものがないのです。
TACの「スーパートレーニングプラス商法」という薄っぺらい問題集をやった程度で、
商法に関しては、結局分からずじまいでした。



専門科目のうち、憲法、民法、行政法、ミクロ・マクロ経済の4つは大抵の試験には課されるので、
しっかり得点したいです。
そういうわけで、この4科目は高めを目指して学習に臨んでもらいたいです。

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